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GWIニュース

GWI アップデート―2026年5月号

GWI アップデート―2026年5月6日号
― GWIニュース ―
GWIによるCSW70報告概要:参加代表団が得た知見を中心に

 2026年4月29日、GWIは、2026年3月9日から19日にかけてニューヨークで開催された「第70回国連女性の地位委員会(CSW70)」に参加した20名の代表者から提出された報告書を総合的にまとめた報告概要を公表しました。報告書には、この重要な国連フォーラムで共有された主要な知見、提言メッセージ、そして優先課題がまとめられています。CSW70を通じて浮かび上がった最も重要なメッセージの一つは、女性と女児が司法へのアクセスを得ることは教育機会、法的知識(リーガルリテラシー)、デジタル社会への包摂、そして社会的保護と密接に結びついているということです。代表者たちは、女性や女児が自らの権利を理解し、支援制度を利用できるようになり、意思決定に参加し、公的な場でもオンライン上でも安全に活動できるようにすることの重要性を強調しています。さらに、この報告書は、GWIのグローバル・ネットワークが有する幅広い専門性を浮き彫りにしています。

 法的知識、包摂的かつ公平な教育、ジェンダーに基づく暴力の防止、女性のリーダーシップ、そして根拠に基づく政策提言の重要性について、代表者たちはそれぞれの視点から知見や考察を提供しています。これらの提言は、地方、国家、地域、そして国際といったレベルで連携した取り組みを行うことで、いかに意義のある持続的な変化をもたらし得るかを示しています。依然として重要な課題は残されていますが、前進が実現可能であることを報告書は強調しています。

 より公正で公平な社会を実現するためには、法的枠組みの強化、質の高い教育へのアクセス拡大、デジタル環境におけるリスクへの対応、そして女性の声が確実に届くようにすることが重要な取り組みとして挙げられています。CSW70参加を通じて得られた知見は、GWIが今後も教育と提言活動を通じて女性の権利向上に取り組み続けるという強い決意を改めて示すものとなっています。報告書全文はこちらをクリックしてご覧ください。

 

GWI アップデート―2026年5月20日号
― GWIニュース ―
「月経衛生デー」を前にして

 毎年5月28日に実施される「月経衛生デー」は、月経に関する健康と衛生の重要性への認識を高めるとともに、月経に伴う偏見や差別、障壁をなくすための取り組みを推進することを目的とした国際的な啓発デーです。毎年この日には、世界中の団体や活動家、教育関係者、政策立案者、そして地域コミュニティが連携し、すべての女性と女児が月経用品や教育、衛生施設、正確な情報を利用できる社会の実現に向けて取り組んでいます。

 2026年の「月経衛生デー」を記念して、GWIは長期的なミッションと2026年のテーマ「#PeriodFriendlyWorld(みんなで実現する、月経にやさしい世界)」を中心としたソーシャルメディア・キャンペーンを展開します。このキャンペーンを通じて、GWIは、月経の健康と衛生がなぜ人としての尊厳、教育、健康、ジェンダー平等と密接に関連し続けているのか、そして安全かつ公平な月経管理を確保することがなぜ女児や女性が学校、職場、社会生活に完全に参加するために依然として不可欠であるのかを強調します。今年のキャンペーンでは、世界各地の政策、教育、アクセス環境に影響を与えている根強い障壁と新たな取り組みの両方に焦点を当てて有益な情報を提供する予定です。5月28日には、GWIのソーシャルメディア各チャンネルでの投稿にご注目ください。そして、「いいね!」や「シェア」を行い、この世界的な啓発キャンペーンに参加しましょう。

― 国連におけるGWI ―
GWI、児童婚の撤廃を求めて国連人権高等弁務官事務所に提言

 2026年4月27日、GWIは、児童婚、早婚、強制結婚に関する国連総会決議79/158に基づき発出された公式の意見募集に応じ、国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)に対し包括的な意見書を提出しました。この提出文書は、児童婚、早婚、強制結婚の根絶に向けた世界的な進展に関する国連事務総長報告書の作成に活用される予定です。OHCHRの意見募集では、市民社会やその他の関係者に対し、貧困、人道危機、武力紛争、災害などの状況を含め、児童婚の根絶に関連する進展、課題、優良事例、提言が求められました。

 GWIは提出文書において、児童婚、早婚、強制結婚が依然として深刻な人権侵害であり、女児や女性の教育、自律性、健康、および社会参加に対する重大な障壁となっていることを強調しています。GWIは、数十年にわたる国際的な提言活動、国連との連携、および加盟団体主導の政策決議を踏まえ、児童婚を防止し、ジェンダー平等を推進するための中心的な戦略として、安全で公平かつ質の高い中等・高等教育に向けた政策の枠組みの強化と投資の重要性を訴えています。

 本提出文書は、児童婚の根本原因、教育および保健サービスへのアクセス、ジェンダーに配慮した予算編成、予防戦略、保護の仕組み、人道危機下での対応、研究およびデータの不足、出生・婚姻登録制度、有害な慣行を根絶するための革新的なアプローチなど、OHCHRが提示した質問項目に含まれるすべてのテーマ分野を網羅しています。さらにGWIは、構造的なジェンダー不平等、貧困、差別的な社会的規範、および脆弱な法執行メカニズムといった問題に対処するためには、包括的で分野横断的な対応の重要性を強調しています。

 本提言を通じて、GWIは国連における継続的な提言活動をさらに推進するとともに、児童婚・早婚・強制婚の根絶には、国際社会の協調した取り組み、根拠に基づく政策立案、および加盟国、市民社会、国際機関の連携強化が不可欠であることを改めて訴えています。提言書の全文はこちらからお読みいただけます。

 

 

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