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大学女性協会とは

JAUW Information

会長より ご挨拶

greeting

「伝統をまもることと、次の世代につなげること」

大学女性協会会長 岩村道子

 

 第11回定時会員総会で選任いただきました2022年度大学女性協会会長の岩村道子です。今年度の理事会には理事・監事としての経験豊富な方たちと意欲満々で活発な理事の方たちがそろわれておりますので、私も精いっぱい努力し働いて次の大学女性協会へと滞りなく引き継いでゆきたいと思っております。

 前理事会は、コロナ禍という未曽有の揺れ動く世界情勢に対応しつつ、新しいホームページの立ち上げ、未来世代応援奨学金「パトリシア基金」の設置など次世代へJAUWを引き継ぐための活動で成果を上げてこられました。しかしながら、2020年初頭からのコロナの世界的感染拡大とそれによる緊急事態宣言発令により、日本中がそれまでとは全く違う形態での活動を余儀なくされました。大学女性協会もそれに対応して理事会、委員会、支部活動などがこの2年間しばしばオンライン形式や対面・オンラインのハイブリッド形式でおこなわれてきました。さらに、セミナー・シンポジウム、守田科学研究奨励賞贈呈式や、国内奨学生スピーチ会なども同様の形式で開催され、対面のみの開催の時よりも多数の支部会員の方に全国からご参加いただき大学女性協会の活動の一端をご理解いただくことができました。とはいえ、コロナの脅威が軽減した5月に岡山で開催された定時会員総会では、対面でのコミュニケーションの素晴らしさと楽しさを参加した多数の会員が実感なさったと思います。コロナの脅威が過ぎ去り明るい未来が開けつつあるように感じられる一方、ロシアのウクライナ侵攻で世界は混とんの度を深めている昨今ですが、今年度の理事会は昨年度までに出来上がった「オンラインでも繋がれる大学女性協会」として活動してまいります。

 このホームページのトップページ「大学女性協会とは」には次のように書かれています。

大学女性協会は「女性の高等教育の向上」、「男女共同参画社会の推進」、「国際協力と世界平和」を目指して1946年に創設されたNGOです。よりよい社会を作るための「啓発・提言」活動と、未来世代を応援するための「奨学・奨励」事業をとおして、国際協力の上に平和な世界を実現する「女性リーダー」を育てようとしています。

 「未来世代を応援するための」奨学・奨励事業として、国内奨学金制度は1947年、国際奨学金制度は1989年、守田科学研究奨励賞は1998年にそれぞれ開始され、多数の女性を励ましてきました。大学女性協会の奨学金や賞を獲得したことが履歴書に明記され彼女らのキャリアアップに貢献していることは、私たち会員にとって嬉しいことです。また、近年はこれらの奨学金制度をネット検索で知り、大学女性協会の名前や存在を知った若い女性も多いことと思います。私は奨学・奨励事業関連の委員会委員として長年活動してまいりました。奨学金や守田科学研究奨励賞を授与された若い方たち、国際奨学金を得て来日した外国人研究者などにお目にかかるのを楽しみにしてきました。しかし、常に気になっていたのは、そうした若い方たちと大学女性協会とのつながりが、その時かぎりであることが多いことです。大学女性協会として「女性リーダー」の育成にむけて、その方たちを後々まではげましてゆける仕組みの必要を感じています。

 現在、大学女性協会では会員の高齢化と会員数の減少への対処が喫緊の課題となっております。会員の増大には、大学女性協会の特色や魅力を若い女性たちにアピールする必要があることが、岡山での定時会員総会後の会員拡大のためのワークショップでもご参加の方たち多数から指摘されました。女性団体としての大学女性協会の特色の一つは、文系、理系出身を問わず女性たちが集い、多岐にわたるジャンルの情報を共有し共感して活動するところにあると私は感じています。今期の理事会はこのようなJAUWの伝統を守りつつ、次世代の方たちからも賛同を得られるようなJAUWへの進化に向けて、一歩でも半歩でも踏み出しゆこうとしております。さまざまな場面で会員の皆様のご支援、ご協力を頂戴いたすことと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。

                        2022年5月