本部だより

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2023年4月15日更新

会長 岩村道子

 若葉の美しい季節となってまいりました。皆様、いかがお過ごしでいらっしゃいましょうか。
現在、本部では年度末の諸事の締めくくりと5月の第12回定時会員総会へ向けての準備で、業務執行理事の方たちが多忙を極めています。総会実行については東京支部、収益事業委員会のみなさまに多大な協力を頂戴しています。定時会員総会議案書を4月下旬にお送りいたしますので、今年度の活動状況、来年度の活動計画などをご確認くだされば嬉しく存じます。総会でみなさまにお目にかかれるのを楽しみにしております。

 この数か月間の本部、理事会の動きをまとめてご報告いたします。
1 10月22日(土)に対面とZoomによるハイブリッド形式で開催した2022年度公開シンポジウム「教育・ジェンダー・共生―ユースの視点から見直そう これからの日本」の報告書(JAUW公開シンポジウム2022)を3月初旬に皆様のお手元にお送りいたしました。
 2023年度公開セミナーは10月21日(土)~22日(日)午前中の日程で「教育・ジェンダー・共生―ユースの力を日本の未来に活かすために」をテーマとして開催いたします。基調講演者は三浦まり会員(上智大学法学部教授)です。

2 「新春のつどい」を1月14日に学士会館(東京神田)で開催し、会員が集いともに新春を祝える楽しさを3年ぶりに堪能しました。祝宴に先立ち、恒例の国内奨学金贈呈式および奨学生の受賞スピーチがおこなわれました。なお、来年の「新春のつどい」も学士会館で開催の予定です。

3 ワークショップ「世代・文化を超えてジェンダーを再考する~世界の事例を通じて考える現代の課題~」を2月19日に東京・京都の2会場とZoomのハイブリッド形式で開催しました。60名以上の参加者がありました。元国際奨学生3名、元安井医学奨学生1名にお話しいただき、その後、東京、京都、オンラインの3つの分科会にわかれて活発な意見交換を行いました。現役で超ご多忙な中、このワークショップ開催を計画、当日の会場やオンラインの設定からワークショップの司会・進行まで巧みになさった若手会員の皆様に感謝いたします。また、会場の設営などにご尽力くださった京都支部、東京支部のみなさまにも御礼申し上げます。

4 生涯学習委員会編集による「災害の記憶をつなぐ」の一般書としての出版を大学女性協会の事業として実施することになりました。5月末には書店の店頭に並べられる予定です。会員の皆様への配布方法等については今後検討してまいります。

5 第25回守田科学研究奨励賞受賞者2名が決定しました。賞の贈呈式は6月4日に開催します。贈呈式に引き続き、受賞者の関係者の方たちもお招きしての祝賀パーティを3年ぶりに開催いたします。
 指定寄付金を原資とする若手女性研究者海外研修助成事業実施に向けて「若手女性研究者海外研修助成事業規定」が制定されました。選考は科学研究奨励委員会が兼務いたします。

6 トルコ大地震支援募金活動を各支部に5月の全国総会までを目途にお願いしています。全国総会会場には募金箱を設置し、総会終了後にまとめてJAUWからトルコ大学女性協会(TAUW)へ支援金を送金いたします。みなさまのご協力をお願いいたします。

 

 


★ ホームページの更新は毎月15日が原則です。提供する情報は毎月10日までにお願いします。   担当:穐田信子
★ リニューアル後のホームページについてお気づきのことがありましたらホームページ管理委員会までお知らせください。
ホームページ管理委員:岩村道子、市川知恵子、中道貞子、穐田信子、梅田和子