GWI、GlobalGiving*2024目標達成賞バッジを獲得
GWIアップデート― 2024年3月13日号
GWI、GlobalGiving*2024目標達成賞バッジを獲得
GlobalGiving* は、GWI のような非営利団体とほぼすべての国々の寄付者をつなぐプラットフォームです。 2024年バッジの獲得は、教育を通じて女性の権利、平等、エンパワーメントを提唱するGWIの精力的な活動が評価されたことの証です。これらのバッジは、GWIが公式に検証され審査された団体であり、世界中の女児と女性が小学校よりさらに上の教育を受けることを提唱するのに相応しい団体であることを示しています。さらに、GWIは、活動と提唱の両方における卓越した功績により、Top-Ranked Organizationバッジを授与されました。 GlobalGiving からこのような評価を得たことは、GWIの新たな記念すべき出来事であり、女性のための質の高い中等教育および高等教育へのアクセスを改善するための継続的な取り組みの動機付けとなり、また寄付者のモチベーションも高めます。そして私たちは寄付をしてくださった方々に感謝しています。2024年を通じて、GWI はウェブサイト上で達成バッジを堂々と披露し、世界中の女性に力を与えるという取り組みに責任を持って関わっていくことを強調します。こちらの紙面でバッジをご覧ください。
*GlobalGivingは、世界中のほぼ全ての国で、非営利組織、ドナー、企業をつなぎ活動するための世界最大級のクラウドファンディングコミュニティです。このプラットフォームは、他の非営利団体が資金調達、ツール、トレーニング、サポートを利用して地域社会に奉仕するために必要なリソースにアクセスできるよう支援しています。アメリカのワシントンD.C.に本拠地を置き、世界170カ国で19,000を超えるプログラムをサポートしています。2002年の団体設立以降、そのプラットフォームを通して調達された資金は約350億円に上ります。日本でも20以上の団体がGlobalGivingのプラットフォームを利用しており、特に震災復興支援などへの関心が高まっています。
GWI プレスリリース: CSW68 での GWI のパラレルイベント
3月10日、CSW開催中のGWIの活動を発表するプレスリリースが発行されました。 このプレスリリースは、GWIのすべてのソーシャル メディア プラットフォームおよびGWIのすべての通信ネットワークで配信されました。CSWは2024年3月11日月曜日に始まりますが、このプレスリリースでは、GWIが主催する3つのパラレルイベントすべてについて詳しく説明し、バーチャルで開催されることを紹介しています。是非こちらからお読みください。また、これらのパラレルイベントの概要とチラシはこのアップデートの下部でもご覧いただけます。
開発権に関する専門家機構(EMRTD)*の研究への意見募集 締め切り4月26日
2024年2月19日、「開発権の個人的および集団的側面」というタイトルのEMRTD研究の招待状が公開されました。この研究のテーマは「意思決定に重点を置いた、開発における女性の積極的で自由かつ意味のある参加」です。この研究は、この分野の専門知識を活用して開発権の実施を特定し、共有することを目的としています。Lilian Valiña 氏は募集要項の中で、「一般的な観点から、この研究は“開発の権利に関する宣言”に関連した知識と意識の強化に貢献することを目的としている」と書いています。女性の参加が極めて重要であり、女性が開発プロセスのあらゆる段階、特に意思決定の段階において関わることが極めて重要です。EMRTDは、国際機関、各国人権機関、非政府組織、学術機関に対し、この研究への意見を求めています。 皆様の参加が要であり、EMRTDは皆様の有益な投稿をお待ちしています。2024年4月26日までにOHCHR-emrtd@un.org に意見を送信してください。詳細な手順については、こちらを確認してください。
*Expert Mechanism on the Right To Development (EMRTD)は、2019年に人権理事会の決議42/23によって設立された、人権理事会の補助機関です。年に2回、ジュネーブとニューヨークで3日間の年次会議を開催し、その活動について人権理事会に年次報告書を提出します。また、テーマ別の研究や訪問調査、対話や協議、アウトリーチやコミュニケーションの取り組みを行い、国連総会と人権理事会に報告しています。
GWIアップデート― 2024年3月27日号
GWI、人種差別に対する教育と正義の推進を呼びかけ
毎年3月21日に記念される「人種差別撤廃のための国際デー」に合わせて、GWIはプレスリリースで、質の高い教育と生涯学習への安全なアクセスを通じて、あらゆる形態の人種差別と闘う決意を再確認しました。2024年のテーマである「アフリカ系の人々のための国際10年の実施:認識、正義、開発の10年」に沿って、プレスリリースは、世界的な人種差別との闘いと並行して、アフリカ系の人々を認識し彼らのために正義を育み開発を促進することの重要性を強調しています。プレスリリース全文はこちらからご覧いただけます。
GWI、「世界水の日」に際し、水と教育の関係を強調
毎年3月22日に祝われる「世界水の日」(WWD)に際し、GWIは、教育へのアクセスにおいて水不足とジェンダーの不平等が大いに関係していることを強調し、男性と比較して女性に不利な影響を与えていることに注目しています。GWIは、緊急の行動の必要性を強調し、女性と女児の教育とエンパワーメントへのアクセスを直接脅かす水関連問題に対する意識の向上と介入を提唱します。プレスリリース全文はこちらからご覧いただけます。
―国連におけるGWI―
GWI、第55回国連人権理事会(HRC55)で、日本大学女性協会(JAUW)会員の鈴木千鶴子氏がCivil Society Speakerとして発言することを後援
GWIが後援するCivil Society SpeakerでJAUW会員である鈴木千鶴子氏は、HRC55ハイレベルセグメントで「包括的性教育(CSE)」へのアクセスをテーマに取り上げ、発言しました。生命と愛の普遍的な価値が国際社会に認められて教育の基盤になるべきであると初めに述べました。鈴木氏は、国連教育科学文化機関(UNESCO)が策定したCSEを、より多くの若者、特に女子に届けるために、より多くの国で実践する必要があると述べています。これにより、予期せぬ妊娠など、さらなる学習やキャリアを奪うリスクを回避するための知識とスキルを身に付けることが可能になるでしょう。さらに彼女は公立学校や地方自治体でのCSEの実施を呼びかけ、促しています。鈴木氏のステートメントはここをクリックしてお読みいただけます。今後のアップデートでビデオステートメントを確認してください。GWIは鈴木氏のご貢献に感謝します。
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