GWIアップデート― 2024年1月17日号

GWI、Vinaybala Mehta博士を偲ぶ
 GWIの大切なドナーであったVinaybala Mehta博士の逝去を、深い悲しみをもってお知らせいたします。彼女の惜しみない貢献は、すべての女性が質の高い教育を受け、その可能性を最大限に発揮できる世界を実現するというGWIの使命を推進する上で、極めて重要な役割を果たしました。Vinaybala Mehta博士は、フルブライト奨学生として3度留学し、インド大学女性協会連盟（IFUWA）の元会長、プネーにあるUWAの副会長兼常務理事、Nagpurの教育大学の教師教育者、プネーのSNDTカレッジの退任校長を務めました。

Mehta博士は教育および教育機関において輝かしい経歴を持っていらっしゃいます。研究適性目録（Research Aptitude Inventory）の開発のパイオニアであり、大学助成委員会（UGC）、国立教育研究訓練評議会（NCERT）、州教育研究訓練評議会（SCERT）と積極的に関わりました。学生を指導し、多くの博士課程の学生がそれぞれの分野で優秀な成績を収め、彼女の誇りとなっています。また、教育分野におけるトレーナー養成にも尽力されました。Mehta博士は、GWIの３年毎の総会や地域大会にも積極的に参加されました。博士は前向きなエネルギーに満ち、91歳まで活動的な人生を送られました。

常に模範となるリーダーであった彼女は、GWIの持続可能な開発目標（SDG）基金を立ち上げ、この基金がプロジェクトの推進やトレーナー教育に使われることを期待して「シード基金」を寄付されました。彼女は、この基金とその活動が今後数年のうちに何倍にも成長し、GWIが、よく検討され実行されたSDGsプロジェクトとそのようなプロジェクトに参加する女性のトレーニングを通じて有意義なインパクトを与えることができるようになることを期待していました。

GWIヤング・メンバー・ネットワーク（YMN）、月例会話シリーズを継続
2023年「共に成長する」会話シリーズの成功を受けて、GWIヤング・メンバー・ネットワーク（YMN）は「スペイン社会の豊かなタペストリーを探る」をテーマに月例会話シリーズを継続します。このシリーズの次回は、スペイン大学女性連盟からAlba Benitez Boldo と Maia Klaus Kutz氏をお迎えします。会話シリーズのセッションは1時間で、リラックスした雰囲気で、どこからでもZoomで参加できます。このシリーズには、GWIの加盟国連盟または協会（NFA）に所属するすべての若手会員と、個人会員が参加できます。GWIへの入会を希望する新会員も歓迎します。次回は1月20日中央ヨーロッパ時間（CET）午後4時です。詳細については、本アップデートの下部にあるチラシをご覧ください。登録リンクはこちら。⇒

「すべてのGWI NFAは、若手会員がGWIプラットフォームに積極的に参加し、活用できるよう支援することを奨励する」と、YMN会長のSudha Srivastavaは述べています。

 GWI が 2023 年の年鑑を発表
2024 年 1 月 3 日、GWI は 2023 年の年鑑を発表しました。この包括的な出版物には、2023年を通してのGWIの成果、マイルストーン、インパクトのあるイニシアチブがまとめられています。教育を通じて女性と女児のエンパワーメントを目指すGWIの取り組みを紹介したこの出版物を、ぜひご覧いただき、共有してください。リンクはこちらです。⇒

「GWIは、役員会、委員会、会員、スタッフ、インターンが2023年の成功の一翼を担ってくれたことに感謝し、今年も継続的な進展と有意義な貢献ができることを楽しみにしています」とGWI事務局長のStacy Dry Laraは語っています。

GWIアップデート― 2024年1月24日号

特別版： 国際教育デー
GWIディスカッション・ネットワーク： グリーン教育
毎年1月24日に祝われる国際教育デーを記念して、GWIは2023年12月22日から2024年1月19日にかけて、GWI会員で構成されるグローバル・コミュニティ内で、会員制ディスカッション・ネットワークの公開対話を開催しました。この取り組みでは、環境意識、持続可能性の基準、エコロジカル・リテラシーの育成を目的とした教育や学習の実践に焦点を当てた教育へのアプローチであるグリーン教育について、GWIメンバー間のアイデアや見識の交換が促進されました。GWI役員会、会員、インターンによる貴重な投稿をまとめました。その英知と若者の情熱的なビジョンは、持続可能な社会と教育を目指すと同時に、世界中の女性のエンパワーメントにおける教育の重要性を強調しています。ディスカッションの全文をご覧になるには、こちらをクリックしてください。⇒

 

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