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2022年3月 オレンジ・デーに結束を/GWIはロシアに国連の人権宣言を守ることを勧告する

GWI UPDATE  2022年3月

オレンジ・デーに結束を

毎月25日に、GWI はオレンジ・デ―に参加する。国連事務総長の2020年の「女性に対する暴力撤廃を目指すUNiTEキャンペーン」は、毎月25日を「オレンジ・デ―」、すなわち、女性と女児に対する暴力を撤廃するために認識を高め、行動する日とすることを宣言した。明るく楽観的な色であるオレンジ色は、UNiTEキャンペーンにとって、女性と女児への暴力がない未来を象徴する。オレンジ・デ―は活動家、政府、および国連のパートナーたちに向かって、人々を結集して女性と女児に対する暴力の防止および撤廃に関連する問題に光をあてるよう求める。UNiTEキャンペーンの活動の配布文(英文)へのアクセスはここから。(3/30)

 

GWIはロシアに国連の人権宣言を守ることを勧告する

3月4日に発表された公開声明において、GWIは、両国が署名した国連の人権宣言を守ることをロシアに勧告する。特に、宣言の第28条、「すべての人は、この宣言に掲げる権利および自由が完全に実現される社会的および国際的秩序に対する権利を有する」である。いかなる国家も団体も個人も、この宣言が掲げる権利および自由の破壊をねらう行動に従事したり、行為をしたりする権利を持たない。したがってGWIは、双方にこの争いを平和裡に終わらせ、両国の間で和平交渉をすることを勧告する。これまで両国間の最初の交渉の試みにおいて我々が主に見てきたのは男性なので、女性を交渉のテーブルにつけよ。そして平和構築と紛争後の再建において、子供と女性の積極的な参加を奨励せよ。(3/16)

3月4日付けのGWIの声明は、JAUWのHPで英語と日本語の両方で読むことができます。

 

GWIは教育基盤の増大を求める声明を国連人権理事会第49会期に提出

人権理事会第45会期(HRC45)への書面による声明(2020年8月)において、GWIは、新型コロナウイルス禍における社会的距離の強制が、テクノロジーとデジタル・プラットフォームへのより多くの依存を引き起こしていることを強調した。(それを念頭に置きつつ、今期の声明でも)GWIは、デジタル技術およびハイブリッド学習への依存の増加が、主に女性と女児に影響を及ぼし、彼女らの退学や、教育に対する基本的人権の喪失、および現在ならびに将来の学問的・専門的機会を脅かすといった危険をいっそう高める、と重ねて訴える。

GWIは、各国の政府が注目に値する優れた取組みに倣い、またe-ラーニングによって現存するデジタル不平等が広がらないよう配慮する必要を力説する。また、各国の政府がデジタルツールおよびスキルへの平等なアクセスを保証することを通じて、そのような不均衡の減少に関与するよう強く勧める。このために、そしてデジタルスキルの需要の急増に鑑み、各国政府は教育のすべての分野とすべての段階において、研修のための基盤を整備しなければならない。 ゆえに、持続可能な開発目標(SDGs)が17番目に掲げる、提携の力についての目標がきわめて重要であるとGWIは力説する。すなわち、各国政府はテレコミュニケーション(電気通信)産業と組んで開発計画を作り上げなければならない。GWIはHRC49での声明をここからダウンロードして広く配布することを皆様にお勧めする。(3/2)

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