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2022年1月ユネスコ、COVID-19を受け教育への投資を増加

GWI UPDATE  2022年1月

ユネスコ、COVID-19を受け教育への投資を増加

新型コロナウイルスが最も猛威を振るっていた時、16億人の子供と若者が教室での学びを奪われていました。彼らのうちの5億人の学生は、主に南半球の学生ですが、リモート学習へのアクセスもありませんでした。ユネスコは国々と国際組織や企業をまとめて、「グローバル教育連合」の中へと迅速に結集し、112カ国で教育の継続を確実にすることができました。この先例のない結集にもかかわらず、状況は気がかりなままです。ユネスコの最新の集計によると、65カ国では、学校がまだ完全閉鎖、または部分的に閉鎖されており、7億5000万人の学生に影響が及んでいます。学校が再開されている国でも、一部の子供たちは教室へ戻ることができないのではないかという懸念があります。これは、特に女児に当てはまります。女児教育は多くの低所得国で、パンデミック以前から心許ないものだったからです。ユネスコは、世界中で1100万人の女児がパンデミック後に学校に戻ることができない危機にさらされている、と推定しています。この危機の背後には世界的な教育への過小投資という問題があります。ユネスコ事務局長Audrey Azoulay氏は最近次のように述べました、「我ら共通の未来のために最も強力な投資先として教育を優先させることを、是非ともしなければなりません。今、我々が教育に投資しないならば、その代償はこれから数世代にわたって非常に高くつくものになるでしょう」と。(1/19)

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