ご挨拶

長崎支部長　　梅田和子

　終戦の翌年、1946年に大学女性協会は
① 女性の高等教育の向上　②　男女共同参画社会の推進　③　国際協力と世界平和
を目的として、創立されました。
2016年には創立70周年を迎えました。現在の日本では、高等教育を受ける女性の数は飛躍的に伸びましたが、社会ではまだまだ女性への差別があり、男女共同参画社会は未だ遠い状況です。
男女雇用機会均等法は1985年に制定され、1986年に施行されました。
当初、各種差別の禁止項目は努力義務でしたが、1999年の改正により禁止規定となりました。前身は1972年に制定された「勤労婦人福祉法」です。高度経済成長期、女性の社会進出の機会が増加したにもかかわらず、差別的な扱いを受けていた点を背景に能力を十分に発揮できる環境の整備が求められ、法整備が進みました。
が、未だ多くの課題があります。
このような現状の中、よりよい社会を作るため、「啓発・提言」活動と、未来世代を応援するための「奨学・奨励」事業をとおして、国際協力の上に平和な世界を実現する「女性リーダー」を育て、「すべての女性が輝く明日のために」、大学女性協会が果たすべき、役割は
まだまだ多いと思います。
長崎支部も微力ながら、その力になりたいと思っています。

私たちの活動

大学女性協会長崎支部は「ながさき女性団体ネットワーク」に所属し、活動を共にしています。
現在は「長崎市幹部による性暴力訴訟」、「長崎県ハラスメント訴訟」の支援を中心に、会員団体主催の講演会・フォーラム・映画上映会・学習会に参加しています。
また、大学女性協会のシンポジウム・セミナー・講演会などにも積極的に参加しています。

本年度の予定

＜2020.05.08>　女性初の長崎原爆資料館館長　篠﨑桂子氏へのインタビュー
＜2020.05.18>　「市幹部による性暴力訴訟」第6回口頭弁論
＜2020.06.21＞　「ながさき女性・団体ネットワーク」総会
＜2020.07.20＞　「市幹部による性暴力訴訟」第７回口頭弁論　　（傍聴不可）
＜2020.09.01＞　映画 『一粒の麦 荻野吟子の生涯』上映
主催：ながさき女性医師の会主催
＜2020.09.12＞　講演会『政治分野の ジェンダー平等を めざして』
主催：ＢＰＷ長崎支部主催
＜2020.09.19＞　映画　『プリズン・サークル』上映　＆　坂上香監督トークセッション
主催：ながさきＤＶ加害者更生プログラム研究会
＜2020.10.11＞　講演会「性暴力をなくすために地域ができること
～福岡県性暴力根絶条例をもとに考える」
主催：ながさき女性・団体ネットワーク
講師：世良洋子弁護士（福岡県弁護士会）

お問い合わせ

支部会員数　 13名　(2020年4月１日現在)
支部長　　　　梅田　和子
連絡先　　　　k-umeda★ngs2.cncm.ne.jp　 (★を@にかえてください)
年会費　　　　8,000円(本部会費7,000円　支部活動費1,000円)　入会金　1,000円