交流部会 (2014年度)

 

書画の鑑賞とシェリー酒を味わう親睦会報告(7名)

1021日夕昏の八坂、私達7名は石塀小路をぶらりと散策しながら、今宵の集いの場所に辿りついた。そこはフラメンコの流れる大正時代の蔵の中で、二階はギャラリィ、そして一階はシェリー酒の香り漂うスペイン料理のレストランになっている。

 

実は、この素敵な場所は、近畿地区5支部共催の京都での9月例会に、講師をしていただいたJAUW本部の鷲見八重子先生ご紹介の場所であり、ちょうどこの時期「ギャラリィ悠玄」では現代活躍中の書画作家やイラストレイターの作品の展覧会が開催中だった。鷲見先生所蔵の京都の書画家「新井久紀子」の作品も展示されていて、参加者7名でみんなそれぞれ作品の心を自分なりに解釈、講評しながらの鑑賞を楽しんだ。

 

その後一階に降りて、シェリー酒の品揃えでは世界一とギネスに登録されている「しぇりークラブ」でシェリー酒とスペイン料理を頂いた。カウンターと一つのテーブルのこぢんまりと落ち着いた室内で、私達は45種類から選べるグラスシェリーをオーダー、パエリアコースの前菜などオリーブオイルをふんだんに使った美味を味わった。京都の食材を使って季節感あふれるスペイン料理に仕上げるシェフの腕前に感心しながら、私たちの会話も弾み、話題は日本から世界にも飛び出し政治、経済、異文化そして最後はいつも定番の健康問題といろいろに花咲いた。

 

スペインカラーのインテリアとシェリー酒の香りが今も忘れられないほど、日常を忘れて寛ぎの時間を過ごすことが出来たひと時だった。

 

 

映画演劇交流部会報告(8名)

昨年のシネオペラ「仮面舞踏会」とは趣向を変えて、今年は能楽鑑賞を企画した。「源氏物語」の「葵」の巻に基づく作品が「葵上」で、異空間での演者、特に宗家親子、金剛永謹氏・金剛龍謹氏の熱演がしばし現実を忘れさせ、幽玄の世界へと私たちを誘ってくれた。

 

普及能とあって、上演の前にまず金剛会副理事長宇高通成氏の挨拶と、愛知大学教授和田明美氏の解説があった。<「源氏物語」「葵」の巻「あるがまま」魂の「怨霊」化>と題しての解説を、@始めに、Aあらすじと特色、B小袖による葵上の形象、C六条御息所という女、D物の怪と化す六条御息所に分けて話され、鑑賞者にとってはとても参考になった。

 

終演後、会員の集合写真を能舞台を背に撮影。あの重ね着の豪華な能衣装を身につけて舞う演者にあわせての室内温度に、みんなからだが冷え切り、余韻もそこそこに能楽堂を出る。

 

 

夕食会は、平安ホテルの「帆船」で和食を楽しんだ。雑談の中にもJAUWの会員らしい会話もあり、有意義で和やかな時を過ごした。ラウンジでお茶をしながらの話は尽きなかったが、夜も更け9時前に解散する。次回の企画に興味を持たれる方もいて、世話役としては励みになった。